錦帯橋の話
岩国中央図書館所蔵品川 資 著述 1954年10月発行
(元岩国市錦帯橋建設局次長)
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276年ぶりに橋脚が崩れた錦帯橋の再建経緯等を、筆者は「錦帯橋再建記」で詳しく述べている。 著者の品川資氏は昭和二十六年八月(1951年)、岩国市長久能氏の動議で岩国市議会において任命された錦帯橋建設局次長であった。
 
				「錦帯橋の話」目次
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					第一篇 (1 - 18 頁)その1 
 一、序言
 二、岩国地誌概要
 錦川と岩国(錦川の名称起源)、吉川氏と岩国(錦帯橋の架設、開干拓と墾田)、吉川氏前略概要
 三、錦帯橋の由来
 1.何故アーチ型にする必要があったか
 2.アーチ型創案の動機と経緯
 3.創建工事の概要
 4.創建功労者の実績概要
 
 (19 - 30 頁)その2 
 四、錦帯橋の構造
 一、創建当時の構造
 1.橋脚(台)
 2.橋体(木橋)
 二、創建後、昭和二十五年流失までの設計変更
 
 第二篇 (31 - 46 頁)その3 
 一、橋体架設の順序と方法
 一、拱橋(第二、第三、第四橋)の場合
 二、柱橋(第一、第五橋)の場合
 二、錦帯橋は如何にして維持保存されてきたか
 一、経費の支出方法
 二、架け替え、敷換え、修理工事
 三、橋の保護施策
 四、橋の清掃
 
 第二篇 (47 - 75 頁)その4 
 三、昭和二十五年の流失と再建工事の概要
 一、流失
 二、再建工事の概要
 1.再建を決定した素因
 2.再建構想
 3.再建機構
 4.施工形態と工事請負人
 5.施工の概要
 6.木材防腐処理
 7.工事費、労力及資材の調達
 
 第三編 (76 - 92 頁)その5 
 一、橋名とその縁由
 二、錦帯橋にまつわる伝説と俗説
 一、武勇伝二題
 二、人柱説
 三、架橋の秘法と一子相伝説
 四、橋体崩落秘法の存在説
 五、横山城を破棄し錦帯橋を残置したとの俗説
 三、錦帯橋交通慨史
 一、架橋以前の状況
 二、架設後の交通とその変貌
 三、交通雑話
 
 第三編 (93 - 111頁)その6 
 四、渡初史
 五、錦帯橋災害事故要録
 六、錦帯橋顕揚史
 七、錦帯橋史料とその保存
 
 
 






