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錦帯橋史の目次
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錦帯橋史
その8 (250 - 284頁) / 全347頁
岩国徴古館所蔵
永田 新之允著述(元、岩国町町長) 岩国観光協会1953年2月発行
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第十一章 再建工事の進行と建設局の特設
一、再建竣工を速やかならしむる方策論議
単ページ 250
二、防腐剤注入、橋寿3倍の問題
単ページ 251
単ページ 252
単ページ 253
三、再建機関を特設する可否の論議
単ページ 254
単ページ 255
単ページ 256
第十二章 新たに断行された構造上の四大改良工事
一、橋脚橋梁永久補強上新技術の適用
単ページ 257
「第一」4基の橋脚橋台を井筒式とし、鉄筋コンクリートを以って固め地下10mに沈下し、河床上の筒内(心壁)に コンクリートを充填し、外側は旧来の築石を積み上げることに変更する。
単ページ 258
「第二」橋脚(橋台)を従来よりも50cm〜1m高くした
「第三」隔て石の代わりに通気性の良い沓鉄を用いた
「第四」木材に防虫、防腐剤PCPを加圧注入した
単ページ 259
二、高欄、擬宝珠親柱の原形復元
単ページ 260
単ページ 261
三、橋脚(橋台)の方向を整一に改めた事
単ページ 262
第十三章 一子相伝、郷土人の力の結晶
一、郷土人各業者の分担と其編成
岩国建設協会
単ページ 263
錦帯橋架設協同組合
単ページ 264
錦帯橋建設鉄工組合
錦帯橋用材調達協力組合
単ページ 265
二、各工事担当者の工事実施体験談
単ページ 266
単ページ 267
一、橋脚(台)用の築石、張り石、川底用敷石の用材に関する事
単ページ 268
単ページ 269
単ページ 270
二、延宝年度の橋脚(台)内部工作及び基礎工事に関する疑い
橋脚内部には栗石を詰めたと古文書に書かれていたが、実際は粘土が詰められていた。
単ページ 271
古文書には地下に松の杭を打ち、其の上に亀の甲形の編木を敷き、この上に橋脚を積んだとあるが、 河床下2mの間には大木の腐食した断片が出てきたが、其の下には何もなかった。この基礎で300年近くも 支えられるか不可思議であった。
単ページ 272
三、橋脚取除き作業中発見した事ども
単ページ 273
水面下の地盤は栗石を粘土の混合状態で、掘削機(ガット)でも容易に掘削できない硬さであった。 基礎根石の下に松材で組んだ土台木があったが当時の原形はなかった。根石は畳1枚程度の大きさが多数出てきたが、 人力でここまで運んできた苦労が偲ばれる。根石掘り出しの際、創建当時の石工が使ったと思われる石鑿(のみ)が出てきた。
単ページ 274
四、橋脚基礎コンクリート井筒の沈下作業
単ページ 275
五、工事中二度、風水害に逢うた事
単ページ 276
単ページ 277
橋梁部の架設工事は如何に成されしか
単ページ 278
単ページ 279
単ページ 280
単ページ 281
鉄具類の製作は如何にして成されしか
単ページ 282
単ページ 283
単ページ 284
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