究極の名橋 錦帯橋
第六章 平成の架け替え
岩国市錦帯橋世界遺産推進室 岡崎賢治岩国伝統建築共同組合 中村雅一
その14 17頁
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第六章 平成の架け替え
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第1節 事業着手までの経緯
1. 強度試験及び腐朽調査
1953年の再建以来、5年おきに早稲田大学による「たわみ調査」が行われていたが、1993年の総合所見は、 「直ちに危険につながることはないが、部分的に相当腐朽が進んでいる」との報告であり、翌年岩国市に対策本部を設立した。 また、文化庁より文化的価値を高めるため、橋脚の鉄筋コンクリートを創建時の空石積橋脚へ戻すことが提言された。
2.委員会の設置と検討内容
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専門部会の検討資料とするため各種調査・試験を行った。
専門部会から文化庁に、地震・洪水の規模が激化しており年間約100万人が利用している現状では 人命最優先の観点から橋脚は現状通りとし、変更しないと報告した -
3.岩国市の方針決定
4.文化庁との事前協議
- 1999年、文化庁文化財保護部長より計画を承認するとの回答を得た
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第2節 事業体制
1.事業の組織
2.発注体系
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第3節 事業内容
1.実施設計及び監理
2.事業の概要
3.事業の工程
- 4.事業の記録保存
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第4節 事業費
1.財源及び事業費
表 補助対象金額内訳表 - 表 事業費収支内訳表
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第5節 工事の内容
1.概要
(1)方針
1953年の再建時と同じように、1699(元禄12)年の錦帯橋の構成図を参考にした。しかし、5箇所のマイナーチェンジを行った
(2)工期
(3)工事仕様 -
2.用材倉庫
(1)経緯
(2)計画
(3)建設 -
表 用材倉庫仕様一覧
3.用材の調達
(1)経緯 -
(2)江戸期の調達
(3)用材の産地 -
4.用材の仕様
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5.用材の検査
6.和釘・鎹(かすがい)
(1)計画
(2)製作者の選定
(3)契約
(4)数量・形状・配置 -
(5)材質
(6)今後の課題 - 表 和釘・鎹(かすがい)理想数量表



































