岩国市史
沼・干潟・川跡・遠浅海の開墾
岩国徴古館 岩国市史編纂所 昭和32年(1957年) 編集
第二部 藩政時代の岩国
第二編 経済
第四章 国産の奨励
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第三節 櫨(はぜ)と生蝋
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宝暦二年(1752年)、萩藩にならい岩国藩でも櫨(ハゼ)の植え付けを始めた。
最初は櫨の実を収穫して売っていた。
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櫨の実を加工して生蝋を作る製造所を板場とよび、川西と柳井津に設けた。
寛政十二年(1800年)より、岩国領内の櫨の実を統制・加工して大阪で売り出すことにした。
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安政三年(1856年)、大阪における生蝋売り上げは銀二百三貫目であった。紙の売り上げが銀四百八貫目だったので
約半分の売り上げである
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生蝋の収支。明治元年の純利益は銀三百五十八貫目である。
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