究極の名橋 錦帯橋
第四章 錦帯橋の構造
第1節 アーチ構造
第2節 橋脚
(耐震性解析)
早稲田大学理工学術院社会環境工学科 依田照彦 その8 14頁
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- タイトル
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1節 アーチ構造
1.アーチ橋の定義
@主構造にアーチを使用した橋
A両支点が水平方向にも拘束されていて、鉛直荷重によって水平方向の反発力生じる。曲げモーメントより軸方向圧縮応力が卓越する
Bアーチの骨組みは穏やかな曲線であり、一部で曲率が急変することは無い
C骨組線が全体として滑らかな曲線をなし、曲線の面内に作用する鉛直荷重によって支点を結ぶ方向にも反力を生じる梁構造
Dアーチを主構造に用いた橋がアーチ橋である
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2.錦帯橋がアーチ橋であることの証左
(1)アーチの形状について
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(2)水平方向の支点反力について
猿橋の支点部は土中に埋まっており水平方向の拘束は無いので、アーチ橋ではない
錦帯橋は隔石がアーチの反力受けの支点になっており、アーチ橋である。 -
(3)アーチの骨組線について
楔(くさび)と後詰木で、アーチ骨組線は曲線になっている
(4)アーチ構造の特性
(5)錦帯橋式リブアーチについて - 3.錦帯橋式アーチ構造
- 参考文献
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2節 橋脚
1.はじめに
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2.空石積み橋脚の建造
3.空石積み橋脚の耐震安定性
(1)検討の概要 -
(2)検討の方針
(3)地質条件
(4)2次元有限要素法による空石積み橋脚の安定性照査 - 橋脚のモデルと材料パラメータを示す
- 空石積み橋脚の耐震性は、兵庫県南部地震規模の直下型大型地震が発生した場合、中詰土にせん断による損傷が生じ、 空石積みが変形し、場合によっては橋脚が傾く。
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4.おわりに
謝辞
参考文献



























