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南條踊り
1578(天正6)年、吉川元春は伯耆の羽衣石(うえし)城(城主:南条元続)を攻撃したが、容易に落ちなかった。
そこで一計を案じ、強兵をすぐって踊り子に仕立てて羽衣石城に踊り入らせ、南条方の油断をついて切り込み城を攻略した。
踊り装束の下は戦装束である。
岩国南条踊は1976(昭和51年)3月、県の無形民俗文化財に指定され、岩国南条踊保存会が保存している。
黒紋付の着物に堅縞の袴を着用、白のたすきに白足袋、刀を指して鉢巻し、手に大ぶりの団扇を持つ。
鉢巻には月形の飾りがつき、大先と殿に限って鍬形がつく。右まわりに輪を描いておどる。謡い手は円陣の中央に並んで歌う。
南條踊り